Q.防音ガラス12.8㎜と6.8㎜の差ってどのくらい?
数値的に見るとグラフのような差になります。
また、体感でいいますとガラス面の大きさによって違います。ガラス面から伝わる音というのは、音がガラスにぶつかり、ガラスが振動して伝わります。
例えば、ガラス面が大きい窓に薄いガラスだとガラスが振動しやすくなり、分厚いガラスだと振動しにくくなります。
大太鼓を想像してもらうとわかると思います。バチ(音)で鼓面(ガラス)を叩くと鼓面がボワ~ンと大きく振動して大きな音が出ます。同じ厚さの鼓面の小さな太鼓だと、大太鼓のような大きな音は出ません。なので、ガラス面が大きい窓ほど12.8㎜の分厚いガラスで振動をしにくくし、小さな窓には6.8㎜という選択でも良いかもしれません。
どちらか迷われた場合、12.8㎜でも音が完全に止まるわけではないので、6.8㎜を入れて後悔するより12.8㎜を選ばれた方がご安心いただけると思います。
ただし、12.8㎜を選ばれる際、これだけは覚悟しておいてください…すごく重いです!!(笑)(施工士泣かせ!笑)
大きい窓になると、女性やお年寄りの方などは開け閉めが大変なので、よく開け閉めする窓は使い勝手も考えて6.8㎜にされる方もいらっしゃいます。